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2010年12月24日 (金)

若者よ、安らかに眠れ

 高千穂の知人が急に亡くなった。それも、わずか30才という若さで。世間がクリスマスに浮かれている今日、僕は生まれて初めて自分より若い人の葬儀に参列した。
 故人のお母さんは宿泊施設を経営し、僕がクマ探しで高千穂に通い始めた当初からずいぶん世話になったが、その縁で息子さんである故人とも知り合った。4人兄弟の末っ子ということもあってか、お母さんが人目もはばからず成人した息子を可愛がる様子が印象的だった。近年は本人も「2代目」として家業を継ぐ覚悟を決めたようで、母親に代わって仕事に精を出す姿もよく見られた。僕は彼と話す機会が多かった方ではないとは思うが、それでも時折、高千穂の観光にまつわる諸問題など語り合ったりしたものだ。
 そんな前途ある若者を襲ったのは急性の心臓疾患だったらしい。持病があったとは聞いていない。むしろ僕などよりがっしりしたスポーツマンだった。若く独り者だったので多少の不摂生はあっただろうが、それにしても若すぎる死。泣きじゃくるお母さんの姿が痛々しい。
 今年、僕は実母のほか叔父の葬儀も経験した。年配者にはいずれ「順番」が来るものだし、45才となった僕の身の回りで葬式が多くなるのも必然だ。特にこの2人の場合は、もともと覚悟しておくべき状況があった。
 僕は今回の若者の急逝では、ある意味実母の死よりショックを受けた。そして、自分の2人の息子たちを重ね合わせ「どうかこんな思いはさせないでくれよ」と切に願った。

 心より故人のご冥福を心お祈りいたします。合掌。

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