2014年1月21日 (火)

アスベル AgタイトロックTLO-20(山行用弁当箱として)

 調査などで山に入る時、弁当を持参することが多い。実際には車の中で食べることも多々あるが、リュックに入れて運び眺めの良い所で食すこともある。以前使っていた弁当箱が平べったい形状でリュックサックの中で納まりが悪かったこともあり数年前に買い替えることにしたのだが、この際に気にしたのが密閉力だった。
 僕は作業の都合で度々リュックを下ろしては荷物の出し入れするため、弁当箱がリュックの中で横向きになったりひっくり返ったりするのも珍しくはない。飯やオカズがグシャグシャになるだけなら良いが、リュックの中に撮影機材やら電池類やらが入っているので、万が一でも汁漏れなどあると困る。
 だったら汁が出ないようなオカズにすればよい、ともいえるが、パサパサした弁当と言うのは山で疲れている時には喉を通りにくいものだ。逆に飯にタレや汁がかかっているくらいのほうが食が進む。だから「いわし味噌煮」「さんま蒲焼」などの煮魚系缶詰をオカズに流用し、その煮汁やタレをご飯にぶっかけた弁当というのが僕のお気に入りなのだ(注・僕の山行は予定が立てにくいため、忙しい妻には頼まず自分で弁当を用意することが多い)。
 というわけで完全密閉で、コンパクトで、僕の胃袋にちょうど良いサイズという条件で弁当箱を探し、数年前に行き着いたのが本品である。町内のホームセンターで購入。

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 弁当箱と言うより、密閉容器と言った方が適切だろうが、蓋の四方にロックがあり、パッキン自体もしっかりしているため、汁漏れの経験はない。サイズ(約幅11.7×奥16.5×高5.6cm、約590ml、約112g)もリュックの中で納まりが良く、食べる時には片手で握れてちょうど良い。大人の男の弁当箱にしては小さくも見えるが、一般的な弁当箱より深さがあるので結構な量の飯が入る。ただ、普通のお弁当風に凝ったオカズを入れるには広さが足りないようで、そういう時(僕的には、山用以外の弁当を妻に作ってもらう時)には一般的な平べったい弁当箱のほうが向いている。

 さて、この容器を弁当箱として使い始めて困ったのが箸である。以前は短めの木製箸(約20.5cm)を愛用していたが、この弁当箱の上に置いてバンダナで包んでも、箸の両端が角から出っ張って納まりが悪い。できたらこの容器の蓋の対角線長(17cmほど)に収まって欲しい所だ。かといってアウトドア用の高価な継ぎ箸とかチタンのスポーク(先割れスプーン)などには手が出ない。
 で、町内のスーパーでたまたま見つけたのが行楽用のプチスチック製フォークだった(大和物産 良品スタジオ カラーフォーク)。フォークの頭の部分がスプーン状に丸い形になっているため、汁気のあるご飯などでもすくって食べやすい。もちろん基本がフォークなのでオカズにも苦労はしない。当然ながら超軽量(約6g)。何より気に入ったのは、長さ16cm弱で、食べ終わった弁当箱の中にスッポリ収まる点だった。
 ちなみに耐熱温度90度なので調理には向かないが、カップラーメンには十分使えた。案外丈夫で、洗っては繰り返し使っている。

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以前愛用していた「平べったい弁当箱」(下)との比較。一回り小さい。

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プラスチックのフォークが相性良し。

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2014年1月13日 (月)

ダイドー マイティブーツNS

 野外(主に山野だが)での生物調査などをやるようになって久しいのだが、今まで軽登山靴、ゴム長靴、スパイク地下足袋などいろいろな履物を使用してきた。が、ここ2年ほどクマ探し活動のなかで愛用してすっかり気に入っているのが、これである。大同石油という会社の製品で、フィールド用スパイクブーツとして定評がある。
大同石油 http://www.daido-nsfw.co.jp/boots/index.html

 実はこの製品の存在自体は随分前から知っていたのだが、一般的なホームセンターとか靴屋に普通に置かれているような代物でないことと、長靴としてはかなり高価(マトモに買うと1万5千円くらいする)であるため、なかなか手が出なかった。ただ、2年半ほど前に全国のクマ研究者たちの多くがやはりこれを愛用していることを知り、一度使ってみたくなりオークションで新古品を入手した。
 この製品の特徴として、スパイクピンが特殊な形状をしており滑り止め効果が高い上、耐久性にすぐれている(ピンが抜けにくい)。山の足場の悪い急斜面で一度このスパイクの恩恵に預かると、もう普通の登山靴やゴム長靴には戻れなくなる。私の場合、月に5日前後の山での使用で2年間ほどでスパイクがダメになってしまったが、たぶんこれは長持ちしたほうなのだろう。
 また本体部分にケブラーという強靭な繊維素材が内蔵されているため、切り裂き等に強い。山で普通の長靴を使っていると鋭い岩角などで破れることがあるが、このブーツではそんな経験は一切ない。鎌や刈払機などの刃物を使用する草刈り作業でも安心感があっていい。
 また、保温性に優れ真冬でも快適だ。反面、夏場はかなり暑苦しい。とは言え、私はより軽快なスパイク地下足袋も持っているのに、真夏でもやっばりこのブーツを選んでしまうのは上記のようなメリット故だろう。

 上記の通り、2年余り愛用したマイティブーツはスパイクがダメになってしまい今回買い替えることになった。他の製品も検討はしたが、やはりマイティブーツの指名買いとなった。なお使い古した初代も草刈りなどの作業用にはまだ十分使えるので、本格的な引退は先になりそう。
 このマイティブーツで一点だけ気になるのは付属しているフェルト状の中敷で、山で使っていると中でシワになったり滑ったりして具合が良くない。で、初代ブーツの途中からハニカムインソールプロ(丸和ケミカル)という製品を愛用している。これも非常に印象が良かったので、今回のブーツ買い替えに合わて再購入となった。

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ダイドー マイティブーツNS
この他にもスパイクでない同HGとか、ケブラーを使ってないライトオックスブーツとかの製品があるらしい。

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マイティブーツNSの靴底。下が新品。上が2年ほど使用したもの。

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左はマイティブーツに付属する中敷(あまり良くない)。中が愛用のハニカムインソールプロ。右は1年ほど使ってヘタリがでてきたハニカムインソールプロ(洗濯済みの状態。まだ初代ブーツで使うつもり)。

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