2012年5月11日 (金)

さよならハイジ

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 飼っていたヤギのハイジが死んだ。7才だった。実はここ2週間ほど激しい下痢が続いていた。獣医にも相談したが、原因はハッキリよくわかならいままだ。寄生虫症の一種かもしれない。
 そう言えば、例年なら秋にサカリで気が荒くなったり乳がはったりしていたのだが、それが昨年秋には全く気にはなっていた。同時に、毛並みが悪くなったりして、まだそんな歳ではないのに妙に老け込んだ感じになった。たぶんあの頃から体調がおもわしくなかったのだろう。
 本来は搾乳用の乳ヤギとして手に入れたものの、いろいろな事情で一度も種付けが出来ず出産も搾乳もできなかったこと悔やまれる。
 昨日午後、小屋の中で静かに息を引き取ったハイジを家族全員で埋葬しお別れをした。
 さよならハイジ。


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2009年4月13日 (月)

きなこの武者修行

 3日ほど前のことだろうか。妻が「きなこが帰ってこない」と言い出した。きなことは我が家の愛猫(去勢雄1歳)のことだ。そういえばその日の朝からみかけていなかった。
 きなこは子猫の時に飼い始めた当初は室内で飼っていたのだが、台所でのイタズラが過ぎたのと、アトピー体質の下の子が喘息になるリスクが高いとの主治医からの指摘で、その後は外飼いをしていた。半年ほどで去勢をしたせいか大人しく、野良猫に自分のエサ箱からエサを取られる始末。あまり遠出もしたことがない。
 そんなきなこが、二晩も帰ってこなかった。妻は「車にひかれて死んだんじゃ…」と心配そう。ただ、妻の実家で飼われているネコ(やはり去勢雄)も、普段は敷地内から出ないのに、数日間家出したことがあった。「きっとどこかで武者修行しているんだろう。」と妻をなだめる僕も、内心ちょっと不安だった。
 今朝になり起きてみると、きなこが戻って来ていた。最初に気づいた妻がとても嬉しそうだが、当のきなこはぐったりした様子。顔には小傷がいくつもあった。きっと柄にもなく他のネコとケンカしたのだろう。それより気になるのは右の後ろ足がほとんど動かせないほどの状態だったことだ。外傷が見当たらないのと、触っても痛がらないので、神経がやられているのではないかと心配している。もしかして、車に当てられたとか??
 二人の子供も具合を悪くしていてなかなか大変なのだが、回復しないようなら早めに獣医に見てもらおうかと思っている。
(写真は少し前に撮った、まだ無傷のきなこ@お昼寝中)

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2008年8月26日 (火)

ヤギが来た

 子供からうつされた夏風邪で朝から喉が痛かったのだが、天候やスケジュールの都合で、どうしても今日中に片付けたいことがあった。ヤギの移動である。妻の実家には3年余り前に子ヤギから飼い始めたヤギ「ハイジ」がいる。このヤギを早く引取る(そういう約束になっていたので)、というのが今の家に転居してからの懸案だったのだ。
 実際、年末に転居し生活が落ち着いたあと、敷地内で長く放置された茶畑跡をヤギ用の飼育スペースにすべく、茶ノ木を切ったり、柵を作ったりしていた。ただ作業は思うように進まず、茶ノ木の撤去も柵づくりも未完成のまま夏を迎えてしまった。すると、新米田舎人をあざ笑うかのような雑草の猛威に、ますます手が付けられなくなってしまった。
 しかし、ここは発想の転換だ。雑草の処理は、そもそも僕らがヤギを飼おうとする理由の一つでもある。最小限のスペースは既に確保できているのだから、雑草も残った茶ノ木もヤギに食ってもらったほうが話は早い。柵が未完成なので当分は繋留綱が必要だが、それは現状(妻の実家での飼い方)でも同じ事だ。だったらもう運んでしまおう。
 ただ、輸送自体も問題だった。軽トラは借りて来るとしても、普段からあまり言う事を聞かない(しつけがなってない)ヤギをトラックの荷台に乗せ、しかも暴れたりしないように運ぶ事ができるのか??いろいろ考えたが、「案ずるより生むが安し」だ。とりあえず、馴染みのレンタカー会社から軽トラを借りて妻の実家へ。
 義母さんにヤギを後ろから追ってもらいつつ綱で引いてトラックへ誘導すると、普段の利かん坊がウソのように進んでくれた。荷台に引き上げようとすると、呆気なく上がって来た。さすがは「高い所に登りたがる動物」だ。引き綱を短くくくり付け、さらに四肢の動きを抑制するためのロープをかけた(首と後肢、後肢と前肢の間がそれぞれ一定以上には広げられないようにする)。こうすると大人しくなるのは経験済だ。本当はトラックの荷台に囲いが欲しいところだったが、そんな用意はない。自宅までは2キロ程度。様子をみつつゆっくりトラックを走らせるのみだ。義母さんに見送られて出発!
 ヤギは慣れない車の動きにそわそわした様子を見せ、一時はお尻から落ちるんじゃ無いかと心配したが、なんとか無事到着。結果的には小一時間の呆気ない移動劇だった。
 さて、次は新居の環境に慣れてくれるか…だが、これはもっと心配無用だった。僕ら一家はすでに飼い主同様だったし、吠えている番犬(茶太郎)は半年ほど前までは妻の実家で一緒だったのだ。子猫のキナコは初顔だが、ヤギの方は実家のネコ(花太郎)と仲良しだったから猫には慣れている(もっとも、キナコの方はこの巨大な侵入者に驚いた様子だが)。
 落ち着いたところで、僕が途中まで作った柵の方に連れて行った。すると僕より先に、狭い入口から進んで入って行った。まるでそこが自分の為に作られたスペースであることを先刻御承知のようにさえ見えた。そして、すぐに柵の中で好き放題に草を食べ始めた。気のせいかも知れないが、妻の実家にいるときより既にリラックスしているようにも見える。
 予想に反した今日の移動の順調さは、何だったのだろう?ヤギ、いや「ハイジ」もここに来る事を望んでいたのだろうか?妻や子供達も嬉しそうだ。そんなみんなの様子を見ていて、僕も妙に嬉しかった。少しオーバーに言えば…「やっと家族が揃った」…そんな感じだろうか。
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2008年6月30日 (月)

愛犬VS愛猫

 最初はお互い程良い距離感を保っていた番犬の「ちゃー」と子猫の「きなこ」。だが、「きなこ」が成長するにしたがって、行動が大胆になってきた。
 庭にワイヤーと鎖でつながれている「ちゃー」の行動範囲が限られていることを学んだ「きなこ」は、用もないのに「ちゃー」の鼻先スレスレのところまでくり返し寄って来て、「ちゃー」が吠えてもあまり逃げようとしなくなった。当初は子猫の存在を静観していた番犬も、こうなっては腹の虫がおさまらないようで、「きなこ」が少し近付き過ぎようものなら、今にも噛み殺さんばかりの勢いを見せるようになった。
 妻と「これはいつか本当にやられるかも」と心配していたのだが…。
 昨日僕が外出中にとうとう事件が起こった。メールで知らせて来た妻もその現場は見ていないようだが、イヌとネコの激しい鳴き声の後、咬まれたのか引っ掻かれたのか、胸のあたりを怪我した「きなこ」の姿があったそうだ。
 帰宅後確認したが、幸い傷は浅く出血も少なかったため「軽傷」と判断。ちょっかいを出し続けた子猫側の「自業自得」ということで、番犬側は「無罪放免」とした。
 傷付いた「きなこ」はさすがに一晩は大人しくしていた。今日はかなり動くようになったが、さすがにイヌにはもう近付かない。少しは学習したかな。

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2008年5月 1日 (木)

子猫がやってきた

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 3月から「予約」していた子猫がやってきた。3月に子犬(ぎん)を引取り出向いた際、この話を仲介してくれた友人宅に産後間もない猫の母子がいることを知った。すごく可愛い猫だったので、かねてより猫を欲しがっていた妻とともに即決した。
 当初は妻の希望で「2匹」と言っていたが、なにぶん子供の世話に明け暮れる毎日。思いとどまって1匹だけ引取ることになった。
 今週月曜日(4/28)に我が家にやってきた子猫は、3歳になったばかりの長男のよい遊び相手になっている。妻はトイレトレーニングに苦戦中だ。番犬の「ちゃー」は静観の様子だが、さすがに子猫のほうは恐いらしい。
 ちなみに、子猫は毛色から「きなこ」と命名。実はオスなのだが、どうせ来年には去勢する予定だし、女の子っぽい名前でもよいかな…って思って。
 これで我が家の動物家族はイヌ1(ちゃー)、ネコ1(きなこ)。妻の実家にイヌ1(ぎん)、ネコ1(はな)、ヤギ1(はいじ)。

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2008年3月22日 (土)

愛犬もやってきた

 先日の記事にも書いた愛犬「ちゃー(茶太郎)」を妻の実家から引取った。3年程前に飼い始めた当初から「いつかは一緒に暮らしたい」と思っていたので、やっと念願がかなった、という感じだ。
 しかし、先日やってきた子犬の「ぎん(銀二郎)」も、相変わらず我が家にいる。実は、妻の実家がイヌ探しを他にも頼んでいて、そちらでもほぼ同時に子犬が見つかったという。ま、そういう事なら「ぎん」は長男がとても気にいっていることだし、このままうちで飼いましょ。
 というわけで、我が家はイヌ2匹を家族に加え、さらににぎやかになった。
 ちなみち、いままで「ちゃー」と一緒に妻の実家で世話をしてもらっているヤギの「ハイジ」もいずれ引取る予定で、現在裏庭の荒れた茶畑をヤギ飼育用に手直し中だ。さらに妻の希望で子猫×2も手配済み。いずれ人間より動物のほうが多い家になりそうだ。

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2008年3月18日 (火)

子犬がやってきた

 我が家に子犬がやってきた。友人の紹介で譲り受けた生後3ヶ月程の雑種犬のオスだ。
 イヌといえばもう一匹、妻の実家で世話をしてもらっている愛犬・茶太郎(通称「ちゃー」)がいる。「ちゃー」は3年程前、年寄りだけになってしまった妻の実家が不用心だから、という理由で番犬用に飼い始めた。当時は本当にかわいらしい子犬だったが、今では立派な成犬となり、妻の実家を日夜守ってくれている。
 ただ…この「ちゃー」、猟犬の血を引いているのか、僕らがやんちゃに育てたのがいけなかったのか、やたら力も強くなってしまった。中型犬サイズなのに大型犬用の首輪や鎖が必要な程だ。おまけに気も強く、僕ら夫婦や実家の家人ら以外には容赦がなく吠えかかる。番犬としては頼もしいかぎりなのだが、体力の落ちた年寄りだけでは散歩などの世話がしきれなくなった。
 で、僕らも庭付き一軒家に引越したことだし、そろそろ「ちゃー」を引取ろうかとも思ったが、そうなると妻の実家に番犬がいなくなる。それはそれで年寄り達も不安だという。ならば、もう少し大人しい犬を探してみよう、ということになったのだ。
 そうして見つけたのが今日の子犬。引取る際にその親犬にも会ったが、実に大人しい。子犬も3匹いた中から「大人しくて人なつこい」というやつを選んだから、育て方を間違えなければ大丈夫だろう。
 子犬は今日のところは一旦僕らの家に連れてきた。長男がとても嬉しそう。近日中に「ちゃー」と入れ替えるつもりではあるが、保育園などに行っていない長男にとっては良い友だちになるだろう。
 ちなみに、名前は「銀二郎」(通称「ぎん」)と命名した。…深い意味はない。

Gin01

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2007年6月 8日 (金)

無事抜糸

 妻の実家で飼われているヤギの「はいじ」が鎌で大怪我をして2週間以上が経過した。腱を切断した右前脚には後遺症が残っているものの、傷そものもの回復は順調だ。
 で、先日僕の出張中に獣医師のところに行った妻が、「抜糸してい良い」との指示をもらった。…え?抜糸って自分でやるの?あいにく、事故直後の獣医師による処置の様子を僕はみていないので、どうやれば良いのかがよく判らない。
 とりあえず、脚を縛って動けなくしないと無理だなぁ。糸は切ればよいのかな?出張先の専門学校で僕と同じく講師をしている獣医師の先生たちをつかまえていろいろ教えてもらい、また獣医看護士向けのテキストを開いて保定方法について調べたり。
 今朝、妻子と共にヤギのところへ。我流のロープの掛け方で動きを封じて座り込ませ、妻が好物の草を与えながらなだめている隙に抜糸となった。
 「抜糸」といっても、妻に言われた通り、細い針金だ。ニッパーで切断しながら抜き取る作業となった。7針のうち脱落したひとつを除いて、すべてを無事に抜糸。
 ついでに、最近のび気味だった爪を切る。当のヤギは、縛られてからは大人しくしてくれていたため、作業は予想より短時間で終わった。

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2007年5月20日 (日)

ヤギの大怪我

 自宅で昼食後、「午後はイヌやヤギの相手をしてやらねば…」と思いつつもゴロゴロしているときのこと。妻の実家から電話で、ヤギの「はいじ」が大怪我をした、という。
 妻の実家へ行ってみると、ヤギは前脚の付け根あたりから大量出血だ。義祖母が必死に止血を試みている。何でも、義祖母が農作業に出るために繋がれていたヤギの前を通り過ぎようとしたとき、ヤギが立ち上がって後ろから乗りかかって来たらしい(そのようなことは僕らもよくされる)。そのはずみで義祖母が背負っていた背負いカゴの中に入っていた鎌が飛び出したようだ。気がついたら、ヤギが血を流していたという。義祖母が怪我をしなかったのは不幸中の幸いだった。
 傷はかなりの深手で、出血の具合から動脈を切っているのは明らかだった。しかも、なんとも止血のしづらい場所だ。獣医に助けを求めたが、日曜日でもあり私用で対応できないという。
 ヤギはどんどん血の気を失い、苦しそうな弱々しい鳴き声を上げ始めた。だめだ、助からない。僕も妻も、「はいじ」の最後を看取る覚悟をした。2ヶ月前にもう1頭の「くらら」をやはり事故で死なせた記憶が新しいだけに、悲しかった。
 しばらくして、僕は仕事上の急用が生じたため一旦その場を離れることになったが、その直後に状況が変わった。なんと、来てはもらえないと諦めていた獣医が駆けつけてくれたのである!
 後の妻の説明によると、妻と家人らでヤギを押さえ付け、獣医が傷の手当て・縫合を行ったという。仕事を片付けて戻った僕は、しっかりと4つ足で立ち、エサをねだるヤギの姿を見て安堵した。傷は痛々しいし、多量の失血で弱々しいが、どうやら命拾いしたようだ。無事に回復してくれるとよいのだが。

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2007年3月23日 (金)

くらら死す

 妻の実家で暮らしていた白ヤギの「くらら」(メス・推定5歳前後)が死んだ。今朝知らせを受け、妻の実家へ。もう1頭のヤギ「はいじ」(メス・2歳)が寂しそうに見守るそばで、「くらら」は横たわっていた。繋留ロープが激しくよじれて首を絞めたようだ。
 普段はとても大人しいヤギだったのだが、腹部が張っていたので、どうやら「鼓張症」を起こして苦しんだらしい。胃の中に異常醗酵によるガスがたまって呼吸困難を起こす病気で、穀物やマメ科食物を大量に食べた時に起りやすいと言われている。妻が昨日古くなったマメと残飯を与えたというので、それが「鼓張症」の原因だろうとは思う。しかし、決して「大量」ではなかったようだし、同じものを食べた「はいじ」は元気なのだから、致命症ではなかったのだと思う。
 「くらら」にとって不幸だったのは、最近繋留ロープを作りなおした時「なぜか良く外れるから」と、「より戻し」機能のついたスナップ環を外して首輪に直接ロープを結びつけたこと。そして、そのロープを小屋の中では比較的短く結びつけていたこと(おてんばの「はいじ」は長く繋いでいた)。このため苦しみもがいているうちにロープが限界までよじれ、首を締めてしまったのだろう。これは僕のミスである。
 さらに、昨夜は亡くなった義祖父の法事(逮夜参り)のため家人らが忙しく、一方僕は昨夜福岡出張から戻ったところだったので夫婦揃って欠席していたのが二重に不運だった。結果としてヤギの異常に気付くのが遅れて助けられなかった。ほんとうに可哀想なことをした。
 死んだ「くらら」は、もともと高千穂町内の私設動物園で暮らしていた。その園の閉鎖後、一時は隣町で飼われていたが、縁あって一昨年の夏にここにやって来た。僕らはその直前に子ヤギの「はいじ」を飼い始めたばかりだったが、まだ乳児だった長男のためにヤギミルクが欲しかった僕らは、当時乳を出していた「くらら」を譲り受けたのだった。そのヤギミルクはその年の秋まで出続け、赤ん坊はもちろん、僕ら夫婦や妻の家族たちも飲んで喜んでいた。その後一度種付けを試みたものの失敗し、以後は諸事情から僕らの転居先などが決まって飼育環境が整うまで繁殖は見合わせることにしたため、ヤギミルクにはありついていない。
 死んだ義祖父は動物好きだったので、きっと天国への伴として連れていったのだろう…。そんなことを話ながら、そしてこんな事故をくり返すまいと心に誓いながら、春の日射しの下、妻と二人で「くらら」を埋葬した。

(写真・「はいじ」と「くらら」)
Goat02

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